
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)12月02日 月曜日 徳洲新聞 NO.1469 3面
笑顔で記念撮影する受講生ら
湘南鎌倉医療大学(神奈川県)は11月8日、構内で2024年度実習指導者講習会の閉講式を挙行した。同講習会は看護学生の臨地実習を受け入れる病院・施設の看護師を対象に、実習指導者としての心構えや指導力を養うのが目的。カリキュラムは全14科目190時間で、約3カ月にわたって履修。修了生に厚生労働省認定の修了証が授与された。受講生31人のうち10人が徳洲会グループ外から参加。
閉講式の前に、受講生が実習指導演習発表会を実施。「学生に指導する際は『ここまでわかっているだろう』など一方的に考えない」、「学生が学んだ内容を理解し、看護の改善案を考えられるようになり、成長の過程を見ることができた」など知見を共有した。
閉講式では、学校法人徳洲会の福島安義理事長が「学生たちは、患者さんの声をどのように看護に生かすか、大学の授業でも学んでいますが、実際に実習の現場で、それを学ぶことは大きいです。講習会で得たことを、現場での教育に生かしてください」とエール。荒賀直子学長は「講習会で皆さんが学んだことはもちろん、受講生同士のつながりも大切にしてください」と激励した。