
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)12月02日 月曜日 徳洲新聞 NO.1469 2面
医療講演を行う深町部長。受け付けなどの職員の理解を深める目的も
鹿児島徳洲会病院の深町俊之・消化器内科部長は、エントランスで薬の受け取りを待っている患者さんに対し、医療講演を開始した。地域の方の健康に対する意識向上が狙い。
講演は、深町部長が外来を行う火曜日の午前11時から30分間、不定期で行う。外来患者数や業務の状況によるため、当日までは告知しない。現在、死因のトップであるがんのなかでも、とくに死亡数が多い大腸がんと胃がんをテーマに、内視鏡検査の重要性を周知している。
「昨年、南部徳洲会病院(沖縄県)から当院に異動し、内視鏡検査のデータを確認したところ、毎年、同じ方が内視鏡を受けている印象を受けました。大腸がん、胃がん共に早期に治療すれば治る病気。ひとりでも多くの方に適切なタイミングで検査を受けてほしいと思い、南部病院同様、ちょっとした空き時間に医療講演を行うことにしました」と深町部長。「人数は多くありませんが、参加者との距離が近いせいか、真剣に聞いてくださるし反応も良い。今後は他のテーマも考えています」と意欲的だ。