徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)12月02日 月曜日 徳洲新聞 NO.1469 2面

徳洲会臨床工学部会
コロナ対応や人材評価
全国責任者会議で議論白熱!

徳洲会臨床工学部会は11月9日から2日間、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)で全国責任者会議を開催した。テーマは「格致日新」。臨床工学科(室)責任者を中心に79人の臨床工学技士(CE)が出席し、白熱した議論を展開した。

コロナ対応や人材評価について議論

部会は初日のみ会場とオンラインのハイブリッドで行い、最初に部会長の高室昌司・湘南鎌倉病院臨床工学部技士長(CE)が今年度の部会活動を報告した。続いて、部会顧問の本間久統・庄内余目病院(山形県)医療安全管理室長(CE)が2024年度前期臨床工学部会のインシデント・アクシデント報告、徳洲会医療安全管理部会の重大事故検討分科会報告、日本臨床工学技士会の医療安全対策委員会の取り組みを説明した。

全国9ブロックの代表が学術発表も行った。「鏡視下手術システムの選定」、「バーコードシステムを用いた器材管理」、「クラウドサービスの活用方法」をはじめ、多岐にわたる活動について共有した。

2日目は12グループによるグループワーク(GW)で「アフターコロナ」と「『じんざい』評価」をテーマに協議。コロナ患者さん用のプレハブ病棟を新設する際のCEのかかわり方、透析室の換気方法の事前確認、人事考課表の活用方法、所属長面談の進め方などについて議論した。とくに「じんざい」評価に対して、評価方法(相対評価と絶対評価)、部下と面談する際の注意点に関して議論が白熱した。病院の全館停電時の対応、外部講師による航空業界での安全管理に関する特別講演、女性ミライプロジェクトチームの活動報告も行った。

高室部会長は「さまざまなコミュニケーションツールが生まれていますが、対面で行ったことに意義があると感じる会でした。人事管理の面でも、顔を合わせて話すことを大切にしてください」と総括。最後に副部会長の赤嶺史郎・南部徳洲会病院(沖縄県)臨床工学部室長(CE)が「CEの役割は年々増加しています。今後もこのような会議の場で、より良い働き方や業務の改善策を議論していきましょう」と呼びかけた。

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