徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)11月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1468 4面

お皿の上の健康
Recipe 94
梅干しと大葉でさっぱり
忙しい年末に食で疲労回復

徳洲会グループ栄養部主催「2023年度料理コンテスト」東北ブロックで準優勝した山形徳洲会病院の「長イモの豚しそ肉巻き」(写真上段中央)を紹介します。長イモのサクサクとした食感がとても良く、栄養も豊富で、梅干しと大葉で、さっぱりと食べられる一品です。

豚肉に豊富なビタミンB1や梅干しが含むクエン酸は、どちらも疲労回復の効果が期待できます。長イモは食物繊維や、体内の塩分を排出するカリウムが豊富で、消化酵素の一種、ジアスターゼを含む胃腸に優しい食材です。梅干しにはカルシウムなどミネラルの吸収を助ける効果などもあります。

趣向を変えたい時はナスやシメジ、エノキ、エリンギといったキノコを巻いても、美味しくいただけます。栄養のあるものを食べて忙しい年末を乗りきりましょう。

材料(1人分)

豚肩ロース薄切り……20g

長イモ……60g

梅干し……6g

大葉……1枚

薄力粉……2g

サラダ油……1g

オクラ……3.5g

ゆでトウモロコシ……5g

塩……適量

つくり方

【Step.1】 長イモは洗って皮をむき、食感が残るように拍子木切りにする。

【Step.2】 梅干しは種を取って、まな板の上で、包丁でたたき、大葉は洗ってから、よく水を切っておく。

【Step.3】 豚肉を広げて大葉、梅干し、長イモの順に載せて巻く。その後、薄力粉を全体にまぶす。

【Step.4】 フライパンでサラダ油を熱し、Step.3を転がしながら焼いていく。

【Step.5】 焼き上がったら切り口が斜めになるよう半分に切る。

【Step.6】 器にバランスよく盛り、塩ゆでにしたオクラ、ゆでトウモロコシを盛り付ける。

1 Pointアドバイス

山形徳洲会病院栄養管理室の(左から)中條麻里江・副主任(管理栄養士)、竹田由紀・副主任(調理師)、林恵・副主任(栄養士)

長イモの食感が残るように豚肉が焼けたら火を止めるのがポイントで、最初に巻き終わりの部分から焼くと、きれいに仕上がります。調味料は使わず、梅干しの酸味や大葉の風味を生かしたレシピにしていますが、塩・こしょうや醬油で少し濃い目に味付けしても、お弁当のおかずや、おつまみになります。

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