徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)11月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1468 3面

TMAT病院防災コース
湘南大磯病院で開催

時系列に情報をまとめるクロノロジーを作成する実習の様子

湘南大磯病院(神奈川県)は9月8日、院内で病院防災コースを開催した。同コースは災害発生時の病院の対応を総合的に学べる研修会で、NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)が2020年に創設。TMAT隊員が講師を務める。多職種の35人が受講した。

研修は講義と実習(グループワーク)で構成。「総論」や「発災前準備」、「トリアージ(重症度・緊急度選別)」など講義を行い、実習では時系列に情報を記録するクロノロジーの作成、同院の実際の図面をふまえたトリアージエリアの設定や動線確認など、実践的なグループワークを行った。

同院は目下、防災マニュアルを見直し中で、災害対応強化の一環で同コースを開催。受講者の半数が災害対策委員だった。同委員長の柏木宏之副院長は「災害に備えて何ができるか、皆でアイデアを出し合い減災につなげていきたい」と強調。権藤学司院長は「研修を通じて職員の防災意識がより高まったと思います。訓練を継続し発災に備える風土を大切にしていきたい」と抱負を語った。

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