徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)09月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1458 4面

「トライアスロン IN 徳之島」
徳洲会が救護班などサポート

体調不良の選手を救急車に運び入れるTMAT隊員と徳之島徳洲会病院のスタッフ

鹿児島県の徳之島にある徳洲会の医療機関、NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は、島内で開催された「第37回トライアスロン IN 徳之島」を救護班としてサポートした。

今回は計600人が選手としてエントリーし、3,000人超がボランティアとして参加。大会当日は波が高く、スイムでリタイアする選手が続出。ランでも酷暑で脱水症状を起こす選手が多数発生した。

こうしたなか徳洲会からは、あまぎユイの里医療センターの友野範雄院長を中心に、同センターと徳之島徳洲会病院のスタッフ、TMAT隊員の合計36人が救護所の運営、各エイドステーション(コース上で食べ物やドリンクを提供する場所)の対応、病院搬送された選手の救急対応を行った。さらに、今までの救急・災害医療支援活動の経験を生かし、新たな試みとして①救護所の配置換え、②トリアージ(重症度・緊急度選別)システムの導入、③トライアスロン診療カルテの作成も実践。より円滑なスタッフ間の情報共有、早期介入による熱中症の重症化予防などにつながった。

徳之島病院の浅野京香看護師は「島の一大イベントが無事に終わり、徳之島の基幹病院としての責務を果たせて、ほっとしています」と安堵の表情。

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