徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)09月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1458 1面
「患者さんのために一層の貢献を」と尾﨑社長
徳洲会グループ全体のICT(情報通信技術)を統括・推進する徳洲会インフォメーションシステム(TIS)の尾﨑勝彦社長は、医療AIプラットフォーム技術研究組合(略称:HAIP)の理事に就任、あわせて同社も理事会社入りした。いずれも6月21日付。
HAIPは厚生労働相と経済産業相の認可の下、2021年4月に発足した非営利共益法人。医療AI(人工知能)に関する「サービス提供の基盤づくり」と「システム開発支援」を事業の柱とし、医療現場や研究機関にとって“医療AIの総合窓口的な役割”とともに、日本で医療AIが普及・発展するための土台づくりを目指す。
BIPROGY(旧・日本ユニシス)、日立製作所、日本アイ・ビー・エム、ソフトバンク、三井物産の5社でスタートした組合員(法人)は17に拡大(24年5月24日時点)。
TISは21年6月に加入。徳洲会グループのデータ提供や情報システムに関する研究など実績が認められ、尾﨑社長がHAIPの役員に就いた。理事は4人。TIS以外ではソフトバンク、日本マイクロソフト、国立成育医療研究センターの関係者が務めている。尾﨑社長は「患者さんのために、一層の貢献を目指します」と意欲的だ。