徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)09月02日 月曜日 徳洲新聞 NO.1456 3面

湘南鎌倉病院予防医学センター
未病改善をアピール
開設3周年記念で市民公開講座

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)予防医学センターは7月6日、院内とオンラインのハイブリッドで、開設3周年記念の市民公開講座を開催した。テーマは「未病改善宣言。~人生100年時代に人生をデザインする~」。講演のほかに、握力測定するブースなども構え、来場者に予防医学をアピールした。

「未病改善して100年人生を幸せに過ごしましょう」と中島センター長握力測定(フレイルチェック)を受ける参加者

冒頭、中島留美・予防医学センター長の開会挨拶の後、同センターの則竹淳・事務局長が、センターの特徴や先端医療機器など紹介。「総合病院の強みを生かし、人間ドック受診後の精密検査や治療などが速やかに行われるよう各診療科と連携しています」とアピールした。次に、伊澤玲子保健師が「未病対策のための保健指導」をテーマに講演した。

続いて、中島センター長が「人生設計のキーワード『未病』について考える」と題し講演。神奈川県は①「超高齢社会を幸せに生きるには未病改善が大切」という価値観を県民の文化として育むことで、人生100年時代に向けた「スマイルエイジング」を実現、②「未病改善」について県民一人ひとりが学び、社会のあらゆる主体が協力し合ってライフステージに応じた取り組みを展開――というふたつの理念を掲げ、未病改善には「食事」、「運動」、「社会参加」の3つの取り組みが必要と提唱していることを紹介。

オーラルフレイル(心身機能低下につながる口腔機能の衰え)対策をはじめとする具体的な未病改善対策を説明し、「いきいき笑顔で『100年人生』を満喫して、死ぬまでずっと幸せに過ごしましょう」と呼びかけた。

特別講演では、山岸昌一・昭和大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門主任教授が「人生100年時代を生き抜く食事術」と題し講演。糖尿病のリスクに言及した後、未病改善のためには、AGE(終末糖化産物:糖まみれになり劣化して機能の落ちた老化タンパク質)がたまりにくい食生活にすることが大切とアドバイスした。

最後に、則竹・事務局長が「病院は病気になってから来るものというイメージがあると思いますが、健康を維持するため、病気を予防するための診療科があることも覚えておいていただければ幸いです」と挨拶し、閉会した。

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