徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)07月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1450 2面

徳洲会心臓血管外科部会
修練施設の認定取得など推進
第1回人材育成委員会を開催

徳洲会心臓血管外科部会は第1回人材育成委員会を開催した。東上震一・一般社団法人徳洲会(社徳)理事長や新田隆・社徳医療戦略室特別顧問兼医療法人徳洲会心臓血管外科顧問、同部会部会長の中村喜次・千葉西総合病院副院長兼心臓血管外科主任部長をはじめ、グループ病院の心臓血管外科医が参加。グループ内での心臓血管外科専門医の養成に向けて、研修体制の整備などをテーマに議論した。

心臓血管外科医の養成に向け活発に意見交換

全国的に医師の外科離れが進むなか、心臓血管外科専門医を目指す医師も減少している。循環器領域に強みを有する徳洲会グループでは、こうした状況をふまえ、グループ内の病院で育成した初期研修医のなかから、未来の心臓血管外科医を養成していくため、同部会内に専門の委員会を設置した。

会の冒頭、東上理事長は「徳洲会グループには今年度200人近い初期研修医が入職しました。そのなかには心臓外科に興味のある先生もいるでしょう。初期研修修了後、そうした先生たちにグループ病院の外科専門研修プログラムに入ってもらい、優れた心臓外科医として育成していくことは、これからの徳洲会グループにとって重要な取り組みです」と呼びかけた。

続いて、新田・特別顧問がグループ内の研修環境について「76病院のうち36病院が心臓血管外科手術を行っていますが、専門医の認定修練施設はそのうち16病院にとどまります。修練施設の要件である常勤の体外循環技術認定士が不在の施設は15病院あります」と説明。この後、初期研修医や外科専攻医への対応、研修体制の整備、修練施設認定の取得、同認定士の取得推進、施設間の連携・支援などについて活発に意見交換した。

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