
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)07月08日 月曜日 徳洲新聞 NO.1448 4面
独居の末期がん患者さん宅で、足のむくみを確認する立花医師
北谷病院(沖縄県)の訪問診療が堅調だ。同院は、中部徳洲会病院(同)消化器内科の協力の下、2022年7月に訪問診療を開始。仲間直崇部長を筆頭に、消化器内科医師が北谷病院の非常勤医師となりチームで対応している。登録患者数(20人超)や月間訪問件数(60件)を維持しつつ、今年2月には体制を強化。中部徳洲会病院から立花潤子・消化器内科医師が非常勤医師として加わるとともに、徳山麻里看護師が訪問診療担当看護師として異動した。立花医師は日本ペインクリニック学会専門医、日本緩和医療学会認定医の資格を有し、より専門的ながん患者さんの疼痛コントロールや看取りなど、さらに幅広いニーズに対応できるようになった。
地域の在宅医療を支える(左から)喜納・看護責任者、徳山看護師、立花医師
実際に取材で訪問診療に同行した際は、独居の末期がん患者さん宅を訪問。立花医師は、穏やかな口調で患者さんの生活状況や身体の状態などを確認するとともに、使用する薬などの提案を患者さんの意向を確認しながら行っていた。「入院中にどんなに高度な痛みの治療を受けていても、ペインクリニックの知識のある医師が訪問診療を担当しなければ、退院した後も継続して、痛みを十分に取り除くことはできません」と立花医師。続けて「“やっぱり家がいい”と思っていただけるような対応を目指しています」と語気を強める。訪問診療を開始した当初から携わる北谷病院の喜納幸美・看護責任者は、自院が“在宅療養支援病院”であることを強調し、「当地域に在宅ニーズは絶対あります。中部徳洲会病院との連携を含め一層の体制強化を図り、応えていきたいです」と意欲を見せる。