
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)07月08日 月曜日 徳洲新聞 NO.1448 2面
札幌東徳洲会病院は新しい院内資格制度を立ち上げ、多職種で褥瘡予防に尽力している。「おむつマイスター」と「ポジショニングマイスター」で、前者は看護師6人、介護福祉士4人、後者は看護師7人、理学療法士1人が取得した。
おむつマイスター1期生の看護師
ポジショニングマイスターを取得した看護師ら
コロナ禍で集合研修ができない状況が続くなか、現場での技術力向上が課題となっていた。コロナが5類になったのを機に、褥瘡対策委員会が中心となり、新しい院内資格制度をスタート。ケアの中心となる指導者の育成に加え、院内での認知度アップ、スタッフのモチベーションアップが狙いだ。
おむつマイスターは大王製紙の認定資格「アテントマイスター・プロ」がベース。全6回の研修で、おむつの構造や排泄の基礎知識、当て方の技術など学ぶ。企画した浦家弥生・看護師長は「将来的には、おむつマイスターが看護補助者などに指導して、資格認定していきたいです。まずは各部署に1人いることを目指します」と明かす。
ポジショニングマイスターは堀切由佳・看護主任を中心に、独自のカリキュラムを作成した。「患者さんのポジショニングにかかわるのは看護師だけではないので、多職種が受講でき、現場のケアに直結できるような内容にしました。今後は院内資格を取得した後のサポートも強化していきます」と展望、「マイスターは“匠”という意味ですが、しっかりと“技術の伝承”ができるようにしていきたい」と力を込める。
竹島裕美・看護部長は「多職種の連携が密になりました。褥瘡件数も少しずつ減ってきたので、これからも数値を追って、効果を示していきたいです」と期待を寄せている。