徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)05月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1442 2面

病気のはなし152
健康寿命延伸を
関節リウマチのリハビリ

関節リウマチの薬物治療は大きく進歩しており、病勢を抑制できるようになってきている。しかし、仮に進行を最小限に抑えられたとしても、とくに寿命が長い日本人は薬物治療だけでは不十分で、歳を重ねるとともに介護を要する状態になることも少なくない。そこで大きな役割を果たすのが運動である。日々の生活に運動を取り入れることにより、身体機能の改善だけでなく、リウマチ自体の病勢の抑制や痛みの改善などが得られることがわかっている。「運動は年齢や罹病期間にかかわらず、なるべく早く始めて、継続することが大切です」と鎌ケ谷総合病院(千葉県)の望月猛副院長(整形外科・リウマチ科)。

リウマチ治療は薬物治療、手術治療、リハビリテーション、ケア(看護・介護)をうまくコンビネーションさせることで相乗効果が生まれ、それが健康寿命の延伸につながる。リハビリは、散歩やジョギングなど有酸素運動とスクワットやダンベル体操など筋力訓練を併用することが効果的で、「どちらから始めても効果はあります」と望月副院長。関節の動きを保つために、手足や指の曲げ伸ばしなど関節運動も有用だという。望月副院長は「無理は禁物ですが、自分の体と向き合い、変化に気付き、できることから始めてほしい」と、積極的な運動を推奨している。

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