
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)05月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1441 3面
「日頃の備えに役立ててほしいです」と山上副院長
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は3月12日、鎌倉市詩吟詩舞連盟主催のイベントで医療講演を行った。最初に芦原教之事務長が病院の特徴や展望などを説明した後、山上浩・副院長兼救命救急センター長が登壇、「これからの“救急”の話をしよう」と題し講演した。
まず、同院の救急総合診療科(湘南ER)の特徴を説明。救急の入り口は同科の医師が担うが、その先は病院全体でバックアップして継続的に医療を提供できる体制を構築、さらに、症状の軽い患者さんは、地域全体で協力して入院を受け入れているからこそ、「断らない救急が実現できるのです」と力を込めた。
続いて、よくある家庭の事故例を紹介。消費者庁のデータによると、誤飲の1位は「医薬品の包装」であると注意喚起、3位は「洗剤や漂白剤など」であり、絶対にペットボトルなどに移し替えてはいけないと注意を促した。子どもの誤飲にも言及し、成人用の薬の子どもへの危険性や、4cm以内のものは口に入れてしまうことを強調した。
最後に、救急車で意識のない患者さんが運ばれてきた際、①今までにかかった病気(かかりつけ医療機関)、②おくすり手帳、③家族の連絡先――の情報があると有用なため、つねに携行することを推奨した。