
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)04月30日 火曜日 徳洲新聞 NO.1438 2面
庄内余目病院(山形県)は新年度に入り、小児科の外来スペースを移設、拡充した。昨年12月の同科開設以降、町内唯一の標榜医療機関として診療時間の延長など、診療体制の強化に継続的に取り組んでいる。
「気軽に来院できる小児科を目指します」と菅本部長
同院の小児科外来は4月に移設。従来は同院2階の心臓センターの一角で診療していたが、1階に専用スペースを確保した。小児科外来には広々とした待合スペースも設置し、診療まで落ち着いて待つことができるように配慮。
あわせて診療時間も見直し、従来の週4日午後2時間半からの診療を、午前診療を週4日、午後診療を週2日と増やした。さらにB型肝炎やロタウイルス、4種混合ワクチンをはじめ小児の各種ワクチン(定期・任意)接種も開始、体制の充実に余念がない。
広々とした待合スペース
同外来は菅本健司・小児科部長の着任にともない昨年12月にオープンした。同院が立地する庄内町に小児科を標榜する医療機関がなく、また共働き率が高い地域性でもあることから、地域住民の方や子育て支援を行う町から長年、小児科開設が望まれていた。そのため、開設直後から多くの患者さんが来院している。
「すぐに診てもらえる場所が家の近くにできて良かった」という患児の親や、「急な発熱の際に、子どもを職場で診てもらえるのは助かる」という同院職員の声が多く寄せられている。また、他科の外来患者さんからも「子どもの声が聞こえると、明るい気分になる」といった声が上がっている。
同院は2027年に、近隣への新築移転を予定している。菅本部長は「少しでも早く地域医療の向上に貢献したいと考えています」と力を込めるとともに、「病院と気負わず、気軽に来ていただける小児科を目指します」と抱負を語る。