
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)04月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1437 4面
「子どもには子どものための情報を得る方法が必要です」と関根部長(左)
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の救急総合診療科(湘南ER)は『大切な人に話したくなる 体と命のなぜなに』を上梓した。同書は「ぶつけたら痛いのはどうして」、「けがをしたらどうする」など素朴な疑問に対し、救急医が体の中の「目に見えない世界」を解説。想像力をかき立て、対処法と予防策が自然と学べる一冊だ。
『大切な人に話したくなる 体と命のなぜなに』湘南ER著、KADOKAWA刊、1,540円
著者のひとりである関根一朗・救急総合診療科部長は「救急外来に子どもが受診したら、親だけでなく子どもにもわかるように説明していますが、伝え方に工夫が必要だと感じています」と強調。たとえば同書では「目に見えない世界をイラストにしていますが、手に付着した細菌やウイルスを、あえてクモやイモムシなどで表現することで、行動変容の動機付けを狙っています。また、親は読み聞かせに使ったり、家族の会話に本の内容が出ることで、大人も学んだりしてもらえるとうれしいです」と明かす。
湘南ERは重症症例の治療や救命だけでなく、一般市民の日々の不安に寄り添うことも大切にしている。Instagram「湘南ER(shonan_er)」のフォロワー数は4万8,000超と、時代の変化に合わせて情報提供の方法も柔軟に工夫している。