徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)04月08日 月曜日 徳洲新聞 NO.1435 4面
パスやスパイクなどを丁寧に指導
中部徳洲会病院(沖縄県)バレーボール部は2月17日から2日間、宮古島で小中高生を対象にバレー教室を開催した。離島でのバレー教室は初めて。
きっかけは、同島で教員をしている金城直樹監督(同院地域医療連携室係長)の後輩からのリクエスト。「『子どもたちにトップレベルのプレーを見せてあげてほしい』、『技術力向上のため指導してほしい』という要望でした。同島ではバレーボールは盛んですが、離島ゆえのハンディがありますので、少しでも力になれればと思い企画しました」と経緯を説明する。
金城監督と選手の介護老人保健施設(老健)おきなわ徳洲苑の下地将一郎副主任(介護士)、鮫島悠也介護士、柴田祥吾介護士、儀間敦也介護士、宮城テリーク介護士が同島を訪問。小学生14チーム・185人、中学生7チーム・68人、高校生4チーム・35人の計288人が参加した。パスやスパイクなど指導し、同部とのミニゲームで汗を流した。
金城監督は「真剣に話を聞く姿が印象的で、教わったことを実践できると楽しそうに声を上げ一生懸命ボールを追いかけていました。ミニゲームでは生徒たちがスパイクを決めると、大きな拍手が上がるなど大盛り上がりでした。今後もこうした活動を含め地域貢献できるよう、頑張っていきたいと思います」と意気込みを語っていた。