徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)04月01日 月曜日 徳洲新聞 NO.1434 3面

名瀬病院
SDGsイベント開催
奄美の魅力もアピール

奄美大島の海で撮影した写真を使用して講演

名瀬徳洲会病院(鹿児島県)は地元の奄美大島でSDGs特別企画講演「青い地球生命の物語り」を開催した。SDGsは人権や貧困、地球環境など世界の多様な課題を解決し、「誰ひとり取り残さない社会」の実現を目指す国際社会共通の目標。17の目標と169のターゲットで構成する。

講演は17の目標のひとつ“海の豊かさを守る”に関連し、海洋環境を考えることを目的に開催。約100人の地域の方々が来場した。

イベントの詳細はこちらから

講師は水中の生き物の撮影をライフワークとしている水中写真家の鍵井靖章さん。鍵井さんは、海洋ごみには海外から漂着するものに加えて、釣り人や漁業者が使っていた釣り糸、網なども多く見られることを指摘。「海とかかわりのある方全員で海の環境を守りましょう」と呼びかけた。また、事前に会場近くの海で撮影した魚や海洋植物の写真を用いて、奄美大島の魅力も発信。同島周辺の海は冬でも水温が安定しており、年間とおして海を楽しめることをアピールした。

来場者からは「きれいな海を維持できるようにしていきます」、「海藻のアオサが酸素を海中に放出している写真が印象的でした」など多くの感想が寄せられた。広報担当の峰元達也次長は「あらためてワキャシマ(私たちの奄美)の素晴らしさに気付きました。多くの人に海洋環境を守る大切さと、奄美の魅力を伝えていきます」と意気軒高だ。

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