徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)03月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1433 3面
式にはご家族も出席。感慨深げに学生の門出を祝福
湘南鎌倉医療大学(神奈川県)は2023年度学位記授与式を挙行した。
同大学は初めての卒業生。3月17日に学内の講堂で式典を行い、看護学部1期生97人が卒業、大学院(看護学研究科看護学専攻博士前期課程)1期生2人が修了した。
祝辞で学校法人徳洲会の福島安義理事長(医療法人徳洲会最高顧問、NPO法人TMAT理事長)は「新型コロナ禍の厳しい状況下で学んだ経験が現場でも生かせるはずです」と鼓舞。荒賀直子学長は式辞で「生涯学び続けること、社会的責務を自覚すること、人として成長する努力を惜しまないことを大切にしてください」とエールを送った。
この後、来賓の一般社団法人徳洲会(社徳)の東上震一理事長、八木沼正子・看護部門本部長、同大学の疋田哉・学友会長が祝辞を述べた。また卒業生を代表し赤池あかりさん、修了生を代表し須藤真由美さんが挨拶した。
式後、卒業生の遠山陽菜さんは「救急看護に興味があるので、病院で経験を重ねていきます」、田中千尋さんは「患者さんの少しの変化にも気付き、対応していきます」、立脇千春さんは「患者さん一人ひとりに合わせたコミュニケーションを心がけます」、竹本沙樹さんは「患者さんから接しやすいと感じてもらえる看護師を目指します」と、それぞれ飛躍を誓った。
新型コロナ禍を乗り越え、意気揚々
仙台徳洲看護専門学校は3月4日に仙台市内のホールで23年度卒業式を開催、12回生48人が巣立った。足沢美由貴校長は卒業証書を授与した後、式辞で「仕事で悩んだら、初心に戻り看護の達成感や楽しさを思い出してください」と呼びかけた。来賓祝辞では社徳の東上理事長が「病気やけがで困っている方に手を差し伸べるのが医療職です。誰かの救いに少しでもつながるのが私たちの仕事であると誇ってください」と力を込めた。八木沼本部長は「心優しく、誠意をもって患者さんと接するようにしてください」とメッセージ。送辞は2年生の高橋きらさん、答辞は佐藤優奈さんが務めた。
式後、卒業生の竹田愛梨さんは「患者さんの思いに寄り添える看護師を目指します」、久保弥生さんは「患者さんを笑顔にできるよう、ユーモアも忘れずにいたいです」、三浦萌さんは「老若男女問わず対応できる看護師になりたいです」と目標を掲げた。
同大学からは53人、同専門学校からは29人が徳洲会グループの病院に入職予定。