徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
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Tokushukai medical group newspaper digest
2024年（令和6年）03月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1433 2面
「不調を感じたら、すぐに受診してください」と髙橋副院長(後列左から4人目)
湘南大磯病院(神奈川県)の髙橋佐枝子副院長(循環器専門医)は、都内で開催された日本循環器協会(JCA)の「Go Red for Women Japan健康セミナー 女性のココロと心臓のはなし」に登壇した。“Go Red for Women”は米国心臓協会(AHA)が始めた女性のための循環器病の予防・啓発プロジェクト。この一環で米国では毎年2月の第1金曜日を「National Wear Red Day」とし、赤いドレスや装飾を身に着ける心臓病啓発イベントを開いている。
同セミナーは日本初のイベント。昨年、AHAとJCAで締結した協定に基づき実現した。日本でもセミナー当日は登壇者や参加者が赤い服や装飾を身にまとった。
髙橋副院長は「更年期障害と不整脈のお話」がテーマのパネルディスカッションに登壇。動悸や息切れなど不整脈の症状を更年期障害や不定愁訴と自己判断した結果、適切な治療に至るのが遅れた女性のケースなどを示し、「症状が出た時点で病気が進行している可能性があります。循環器病の症状や治療法を知り、不調を感じたら自己判断せず、すぐに循環器科を受診してください」と呼びかけた。
