徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)03月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1432 1面
受講者全員が修了インストラクターの説明に集中する学生たち
一般社団法人徳洲会(社徳)は2月16日、湘南鎌倉医療大学(神奈川県)で第188回TCLS(徳洲会二次心肺蘇生救急教育講習会)を開いた。科学的根拠に基づいた心肺蘇生法の習得を目的とする講習会で、同大学での開催は初めて。当日は有志の学生16人(すべて看護学部看護学科4年生)が受講した。
はじめに、開催を要望した荒賀直子学長が挨拶。「徳洲会グループは急性期病院が多いですし、将来、必ず役に立つはず。頑張って習得してください」とエールを送った。
参加者は講義や実技をとおして、BLS(一次救命処置)、気道確保、気管挿管、換気、除細動器の使用法、心電図モニターの見方などを習得。実技評価も行い、学校法人徳洲会の福島安義理事長(医療法人徳洲会最高顧問兼NPO法人TMAT理事長)から修了証が授与された。
徳洲会グループの病院に就職予定の久保田こよみさんは「正しい対応を素早く行えるように、さらに勉強していきたいです」。青木優駿さんも「就職後も学び続け、急変時に対応できるよう努めます」と意欲を見せた。
なお、今回も日本救急医学会認定ICLSコースとして実施した。