徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)03月11日 月曜日 徳洲新聞 NO.1431 3面
徳洲会栄養部会は2023年度料理コンテストを開催した。全国規模では6回目。栄養部門のモチベーションや調理技術の向上、献立の共有と工夫を図り、患者さんや利用者さんへの献立改善につなげるのが目的。
コンテストは今年度もブロック単位で実施した。今回のテーマは「行事食」で、ブロックごとに指定された月の行事食を競った。まず書類審査による予選を行い、上位3施設が決勝に進出。決勝は3施設が一堂に会して調理(一部のブロックは各施設で調理したものを持参)し、審査員が調理過程の衛生面や段取りなどをチェックするとともに、実食して順位を決定した。
また、決勝に進んだ施設以外から、料理のアレンジやオリジナリティー、地域性を考慮して敢闘賞を選出。各ブロックで合計4施設を表彰した。
北関東ブロックの鎌ケ谷総合病院(千葉県)、関西ブロックの宇治徳洲会病院(京都府)、九州ブロックの鹿児島徳洲会病院、沖縄ブロックの介護老人保健施設(老健)おきなわ徳洲苑が悲願の初優勝を飾った。離島ブロックの老健愛心園(鹿児島県)は5度目の優勝を果たし、今回も強さを見せた。部会長の鑓水弘樹・一般社団法人徳洲会(社徳)栄養部長は「回を重ねるごとにレベルアップしているのを感じます」と手応えを示す。副部会長で同部の細田実係長は「今後は各ブロック優勝施設が競う全国大会の開催も検討しています」と展望を示唆。本紙のレシピ紹介コーナー『お皿の上の健康』で優勝施設を中心に紹介していく。