徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)03月04日 月曜日 徳洲新聞 NO.1430 3面
生活習慣病予防の重要性など強調する岡田医長
湘南厚木病院(神奈川県)は、地域での認知度向上や医療情報の発信による啓発活動のため、積極的に院外に出向いて講演活動などを行っている。岡田まゆみ救急科医長は厚木商工会議所で「中小企業の最大リスクは経営者の健康管理にあり~日頃の健康管理の大切さ~」をテーマに講演。会場参加とオンライン参加合わせて50人ほどが聴講した。
岡田医長ははじめに、救急搬送や重い後遺障害の原因となる虚血性心疾患、脳血管疾患、発見が遅れるほど治療困難となるがんに言及し、「これらを予防するには生活習慣病にならないようにすることが肝要です」と指摘した。具体的には禁煙、節度ある飲酒、食生活の改善、運動習慣などを挙げ、健診と検診による疾患の早期発見・治療の重要性を強調。
従業員の健康保持・増進が企業価値向上につながると考える“健康経営”なども紹介した。終了後、総務課の岩壁秀夫副主任が同院の紹介や人間ドックの案内などピーアールに努めた。