徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)02月26日 月曜日 徳洲新聞 NO.1429 2面
搬送された模擬傷病者の初期対応を行うTMAT隊員
TMAT(徳洲会医療救援隊)は、広島県神石郡神石高原町内でピースウィンズ・ジャパンが主催した第4回多機関連携災害時医療救助訓練に参加した。
マグニチュード7.8の地震発生を想定し、フィールドホスピタル(野外病院=FH)の設営・運用や多数の傷病者を診療するシミュレーションを行った。TMATからは医師、薬剤師、調整員が各ひとり、看護師3人が参加し、トリアージ(重症度・緊急度選別)エリアや薬局、指揮本部、診療ブースの支援を行った。
参加した福岡徳洲会病院の久保山貴史看護師は「ひとつの支援団体だけでは、限界があります。多機関で連携することの重要性を、あらためて感じることができました」、四街道徳洲会病院(千葉県)の吉川瑞帆薬剤師は「臨機応変に対応できるように、薬剤の知識をもっと深めていきたいです」と感想を漏らしていた。