徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)02月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1428 4面
受章を祝い服部誠太郎・福岡県知事(左)と記念撮影する塚本理事長
福岡県春日市市議会議員などを歴任した元・徳洲会職員の塚本良治・一般社団法人きずな理事長(アイ・ビー・エス福岡社長)は「令和5年秋の叙勲」で、旭日双光章を受章した。塚本理事長は春日市議時代に厚生委員会委員を長年務め、障がい者の自立をサポートするために障害者就労支援施設も運営するなど、社会貢献活動に取り組んできたことが評価された。
「1979年に福岡徳洲会病院がオープンした後、徳田虎雄・名誉理事長を知る機会に恵まれ、1分1秒を惜しんで患者さんのために、全国を飛び回っている徳田先生にほれ込み、それから数年間は九州地区で運転手兼かばん持ちのようなことをしました」と当時を振り返る。その後、徳洲会に入職し奄美振興のための大島紬の販売や、売店事業を担当したという。
「98年頃に徳田先生から『君は福祉をやりなさい』との助言をいただき、市議に立候補したり、障がい者サポートの事業を始めたりしました。徳洲会あってこその受章ですので、徳洲会の皆さんを代表して受け取ったという気持ちです」と塚本理事長は喜びを伝える。今後は障がい者の方々向けのグループホーム開設などを目標に掲げ、福祉活動を推進していく考えだ。