徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)02月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1428 3面

防災対策に注力
老健はさま徳洲苑

地域防災訓練では担架搬送も行う

介護老人保健施設(老健)はさま徳洲苑(千葉県)は防災対策に注力している。まず非常用発電機を昨年11月に導入、地域で停電が発生しても約3日分の電力を賄えるようになった。辻みゆき事務長は「一昨年に台風の影響で全館停電を経験し、約9時間、エレベーターが使えず、調理もできず大変な思いをしました。災害時も事業を継続できるように、体制強化を図っていきます」と意気込む。

また、コロナ禍で休止していた地域防災訓練を4年ぶりに実施。地域の介護施設3施設、船橋市消防局と合同で、利用者さんの搬送、AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生、炊き出しなど訓練した。辻事務長は「地域と顔の見える関係を築く良い機会にもなりました。災害時に迅速に職員が集まる訓練も今後、行いたいです」と余念がない。いずれも2024年度から介護施設に義務化されるBCP(災害が発生した際の業務の継続や早期復旧の方法・手段を具体的に定めた計画)対策の一環にもなっている。

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