徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)02月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1428 2面
見学の最後に記念撮影
札幌東徳洲会病院はタイ王国から来日した国立タマサート大学附属病院スタッフ40人の病院見学に対応した。見学者の半数が看護管理職だったことから、主に看護部門の幹部と語学に堪能な看護師、また国際医療支援室のスタッフが立ち会った。
はじめに竹島裕美・看護部長が自院と看護部の概要、国際医療支援室の西沢光明課長が外国人患者さんの受け入れ状況を説明。その後、一行は6グループに分かれ、外来(一般・救急)、病棟、ICU(集中治療室)、医療機器・資材関連のスペースを順次見学した。とくに院内の構造や情報システム、看護師の教育プログラムに高い関心を示していた。
引率した車谷文子・副看護部長は「タイでは公立病院の看護師の離職率が高いようで、看護師の職場環境に興味をもっていました」と説明。
「外国の方と接する際は、その国の文化や生活習慣などを知らなければならないこと、そして語学力を高める必要性を、あらためて実感しました」と振り返った。