徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)02月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1427 2面
一般の方が体験できる実証実験コーナーでは山上副院長がビデオ映像で未来の救急医療のイメージを説明
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は隣接する湘南ヘルスイノベーションパーク(略称:湘南アイパーク)でアイパークインスティチュート、横浜国立大学、三菱商事と共に「ヘルスケアMaaS 2023~健康・移動をデータで結ぶ未来~」を開催した。2019 年に同院、湘南アイパーク、神奈川県、藤沢市と鎌倉市の5者で交わした覚書に基づく活動の一環。ヘルスケアMaaSは、シームレスな移動システムを築いて人々の健康的な生活を支えることを意味する。MaaSは「Mobility as a Service」の略。
同イベントはヘルスケアMaaSに対する地域の方の理解促進を目的に、年に1回開催。3回目の今回も神奈川県、藤沢市、鎌倉市の後援の下、一般の方が参加するプログラムを多数企画。このうち、地域の方々とディスカッションする「未来を考える『みんなの語り場』~このまちの未来を考えよう~」で湘南鎌倉病院の小林修三院長が登壇。また、別の企画では山上浩副院長(救命救急センター長)が未来の救急医療について展望する場面も見られた。
芦原教之事務長は「さまざまな関係機関や地域の方と協力し、当院も医療の進化・進歩に貢献していきます」と強調。