徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)02月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1427 2面

南部徳洲会病院
産後ケアをスタート
デイケアで母子サポート

南部徳洲会病院(沖縄県)が産後ケアを始めた。母親のニーズに寄り添い、育児の相談に乗ったり休息を取ってもらったりする試みだ。

神山和也・産婦人科部長(中央)と助産師ら(狩俣・看護主任は左から2人目)

産後ケアは市区町村主体で実施する事業で、訪問型、デイケア、ショートステイの3タイプがある。市町村から委託された病院などが、産後の生活や育児、精神面のサポートを行う。同院はデイケアに対応する。

まず母親の話をゆっくりと聞き、希望するケアを確認。「休みたい」という場合は、ベッドを備えた産後ケア室で休息を取ってもらい、その間、乳幼児はベビールームで預かる。授乳や育児の不安に対し助産師が話を聞き、一緒に考え支援する。

狩俣由紀子・看護主任(助産師)は「出産後も不安はたくさんあると思いますので、産後ケアをしたいと考えていました。当院では経験豊富な助産師が対応します。お母さんには『自分を大切にして。周囲のサポートを上手に利用しながら』と伝えています。長きにわたり伴走していきたいです」と意欲的だ。

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