徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)02月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1427 1面

能登半島地震
福島TMAT理事長が視察
13日に現地活動終了へ

輪島市保健医療福祉調整本部で今後の活動方針について協議(左から3人目が福島TMAT理事長)

【続報】NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)の福島安義理事長(医療法人徳洲会最高顧問、学校法人徳洲会理事長)らは2月1日、活動拠点の輪島市ふれあい健康センターを視察、本隊第5、6陣のメンバーを労うとともに、現場の状況を確認した。

福島理事長はTMAT事務局長の野口幸洋・一般社団法人徳洲会医療安全・質管理部課長らと輪島市保健医療福祉調整本部も訪れ、今後の活動方針について協議。近隣の介護施設が福祉避難所(高齢者や乳幼児、障がい児・者、妊産婦など一定の配慮が必要な方を対象とする避難所)を開設し次第、同センターの要介助者を移送する可能性が示されたため、同介護施設を訪れ、情報共有を図った。

3日には佐藤哲也・湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)看護師長をチームリーダーとする本隊第7陣7人が合流し、9日まで活動。7日に久保健一・湘南大磯病院(同)看護師長をチームリーダーとする本隊第8陣8人が現地入りした。

この間、地元の医療機関が再開し始め医療ニーズが低下していること、保健師が同センターに常駐し緊急対応が可能になってきたことから、TMATは13日で活動を終了することを決定。福島理事長は「TMATは発災後のフェーズに応じた適切な対応を取れたと考えます」と評価し、「今回の経験を次の活動につなげていきます」と抱負を語った。

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