徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)02月05日 月曜日 徳洲新聞 NO.1426 1面

長崎北病院
出張予防接種が好調
検診や外来受診にも寄与

「出張予防接種で地域の健康を支えます」と(右から)山田係長、深堀・事務次長、釜坂副主任

長崎北徳洲会病院の出張インフルエンザ予防接種が好調だ。同院の医師や看護師らが地元の企業や福祉施設などを訪れ従業員に予防接種を行う取り組み。2023年度の接種者数は1,193人と、開始した16年度の約4倍にまで増えている。

原則20人から対応し、訪問先の会議室や空きスペースで実施している。2時間で100人程度接種することができ、「医療機関へ移動したり、待合室で待ったりすることなく業務の合間に接種が受けられるので、とても助かります」と好評だ。同院の山田恒昭・健康管理センター係長は「感染リスクが高まることから、とくにコールセンターのような人が多く集まる環境の職場から福利厚生の一環で依頼されるケースが多いです」と説明する。

出張予防接種をきっかけに、訪問先から人間ドックをはじめとした各種検(健)診の指定医療機関に選ばれ、受診につながる例も増加。事務職で出張予防接種を担当する釜坂麻美・総務課副主任は外来の受診につながっている点も明かし「出張予防接種が当院の認知度向上にも寄与していることを実感しています」と強調する。

深堀一俊・事務次長は「出張予防接種は医師らが病院を離れるため院内の診療体制を調整しなければなりませんが、できる限り要望に応え、今後も地域の健康を支えていきたいです」と力を込める。

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