徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)01月29日 月曜日 徳洲新聞 NO.1425 1面

永田・湘南藤沢病院部長
国際学会で最優秀賞
医療機器の工夫を特許出願中

500以上の演題のなかから最優秀賞を受賞した永田部長

湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の永田充・内視鏡内科部長は、タイで開催されたアジア太平洋消化器病週間2023(APDW 2023)のAPDW VIDEO CUPで、BEST OF THE BEST VIDEO PRESENTATION (最優秀賞)を受賞した。500以上の演題のなかから6演題が選ばれ、演者はアジア各国の審査員の前で、内視鏡治療の手技上の工夫などに関し動画を用いて発表。永田部長のテーマは「“気泡排出口付きフード(特許出願中)”を浸水下での内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)へ導入することの意義」。

ESDは二酸化炭素などガスを充満させて行うのが一般的だが、浸水下で行う方法もある。浸水下では、光の反射がなくなり視野が良くなる、浮力や水圧を活用できるなどメリットがあるが、内視鏡のフードに気泡がたまり視野を遮るといった課題もあった。そこで永田部長は倫理委員会をとおし、自作で気泡排出口付きフードを開発。これを用い63mmの十二指腸がんをESDで完全切除した症例を報告した。

受賞した永田部長は「浸水下でのESDは十二指腸や大腸など難しい症例に有用性があるので、今回の発表を治療に役立ててもらえたらうれしいです」と強調。さらに「早く特許を取得し商品化して、臨床で活用できるようになれたら良いと思います」と力を込める。

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