人命救助で感謝状! 杉山・札幌東病院看護師 | 徳洲会グループ

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徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年（令和6年）01月22日　月曜日徳洲新聞 NO.1424 4面

人命救助で感謝状!
杉山・札幌東病院看護師

感謝状を手に杉山看護師(前列中央)。寺越署長(その右)と病院幹部

札幌東徳洲会病院の杉山佑基看護師は札幌市東消防署から表彰された。路上で人命救助に協力したことによるもので、院内で表彰式を開催。同院の太田智之総長、山崎誠治院長、竹島裕美・看護部長、下澤一元事務長の出席の下、寺越章人署長から感謝状を受け取った。

杉山看護師は昨年8月に夜勤明けの帰宅途中、車道に倒れている高齢の男性を発見。駆け付けると、顔色が悪く心停止状態だった。周囲の人に尋ねると、すでに救急車を呼び5分ほどで到着する状況だったため、杉山看護師は自分が看護師であることを伝え、その間、心肺蘇生法を実践。その後、到着した救急隊に引き継ぎ、車内で心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)などを行い心臓が動き出すのを確認し現場を離れた。

表彰を受け、杉山看護師は「現在、救急外来に所属していますが、その延長線上のような感覚で体が自然と動きました。特別なことをしたという実感はありません」と冷静に振り返り、「今後も、目の前の患者さんに最大限しなければならないことを行い、精進したいと思います」と意欲を見せた。救助された方は後日、無事に退院した。