徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2024年(令和6年)01月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1424 3面

医療情報学連合大会
徳洲会が4演題発表

さまざまなテーマで取り組みを発表(写真は植松主任)

第43回医療情報学連合大会(大会テーマ:医療情報の安全な流通と活用)が神戸市で開かれ、徳洲会グループは4演題を発表した。いずれも演者は病院や徳洲会インフォメーションシステム(TIS)のシステムエンジニア(SE)で、医療情報のセキュリティや2次活用など多様なテーマで各取り組みを紹介した。

宇和島徳洲会病院(愛媛県)の松浦正・情報システム管理室副主任は「情報セキュリティ自己点検とサイバーセキュリティ対策について」と題し、徳洲会情報システム管理部会の試みを紹介。「情報セキュリティ自己点検」と称するチェックリストを作成し、電子カルテを導入している66病院(調査時点)に2度にわたり点検を実施した。1回目の結果に基づき各病院で情報セキュリティ上の問題を改善。2回目ではほとんどの病院で1回目よりも良い結果となり、一定の成果が得られた点を報告した。今後は結果が思わしくない病院中心にWeb会議による個別面談と支援などを行い、グループ全体の情報セキュリティ強化に努める方針。

TISの植松直哉・開発部主任は「徳洲会メディカルデータベース(TMD)の活用実績とデータカタログ作成」がテーマ。TMDの特徴を説明し、グループの72病院が有する累計1,400万人超の医療データから、必要な時に必要なものをリアルタイムに抽出できることなどを紹介した。さまざまな臨床研究をはじめシステム開発、国家プロジェクトのデータベース構築などに活用されていることを報告。今後、さらに各種研究を支援するために、データのカタログ(目録)を拡充する意向だ。

鹿児島徳洲会病院の福留雄策・情報システム管理室係長は「医療機関向けスマートフォンサービス導入による医療DX」と題し、自院で2021年12月に導入した院内スマートフォンシステムを紹介。多様な機能を活用して情報共有とコミュニケーションの効率化など多くの成果が得られたという。

TISの江村葵・開発部SEは「徳洲会グループにおけるチャットアプリケーションを用いたコミュニケーションの活性化」をテーマに、自社で開発した徳洲会標準のチャットアプリケーション「Chatis」を解説。活用事例や導入病院へのアンケート調査結果を紹介し、同アプリがコミュニケーションの活性化に有効な可能性を示唆した。

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