徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2024年(令和6年)01月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.1424 2面
名古屋徳洲会総合病院は研修医や専攻医の採用活動で、とくにWEBサイトの充実に力を注いでいる。医師臨床研修マッチングでは、過去5年間平均で募集定員の8.2倍以上の採用試験受験者の応募が見られるなど、結果に結び付いている。
一人ひとりを丁寧に紹介するWEBサイト
名古屋病院が研修医や専攻医などを募集するWEBサイトを現在のスタイルに変えたのは2021年。臨床研修事務局の加藤久典・総務課係長は理由を「コロナ禍により、病院見学ができなくなったため、WEBサイト上で具体的に研修医らの働き方を見えるようにする必要があったからです」と説明する。サイトでは基本的な内容に加え、閲覧者の印象に残る表現なども意識した情報を掲載。
加藤係長は「現在研修中のすべての研修医のメッセージを掲載しています。一人ひとりに、しっかりフォーカスを当てることで、WEBサイトを見た学生から『人を大切にする病院だと感じ、このような病院で働きたいです』という感想をいただいています」と説明。同事務局の堀礼乃・総務課職員は「23年度は410人の医学生が見学に訪れました。『ホームページを見て、見学に来たいと思いました』と話す方も多いです」と続ける。
優れた企業WEBサイトを表彰する「第11回Webグランプリ」の企業グランプリ部門で最終審査に残るなど、外部から一定の評価も受けた。加藤係長は「今後も応募につながる情報発信に努めます」と意欲的だ。