徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)12月04日 月曜日 徳洲新聞 NO.1418 4面

徳洲会グループ内向け
創立50周年記念パーティー開く
一致団結しさらなる社会貢献を誓う

徳洲会グループは11月25日、都内で創立50周年記念パーティーを開催した。グループ各病院の三役や各コメディカルの責任者ら総勢約600人が参集し、50周年を祝うとともに、次の50年に向けて職員が一致団結し、さらなる社会貢献に取り組むことを誓った。

「50周年を祝えて幸せとともに光栄に思います」と東上理事長

パーティーは東上震一理事長の挨拶に始まり、徳洲会50年の歴史を振り返る動画の上映、災害医療支援活動を国内外で行うNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)の活動報告、各ブロック職員による出し物があった。圧巻は鹿児島県・奄美大島出身の歌手、元ちとせさんの心に響く歌唱で、会場を熱気に包んでいた。

東上理事長は50周年を祝う言葉の後、「50周年という節目に、この場にいることがとても幸せで、光栄に思います」と感慨深げに語った。続けて、「100周年には私をはじめ、ここにいる多くの皆さんは参加していないと思います。最初で最後の50周年のパーティーを楽しみましょう」とユーモアを交え話すと、会場から笑いを誘った。

「徳洲会というドラマの主人公は職員全員」と大橋・副理事長

乾杯の挨拶は大橋壯樹・副理事長。「徳田虎雄・名誉理事長が、見果てぬ理想の社会を目指し努力し続ける姿は、奇想天外、痛快この上ないドラマを見ているかのようでした。職員の皆さんは、この徳洲会のドラマを一人ひとり主役として引き継いでいくのです。ぜひ頑張ってください」と鼓舞した後、職員の健康と発展を祈念した。

歓談中、徳洲会の歴史を振り返る動画「徳洲会50年の歩み」を上映。再現シーンにより、徳田・名誉理事長が医師を目指した経緯や、全国各地で困難に直面しながらも病院をつくり続けてきたことなどを、わかりやすく紹介。自院が映ると、その病院の職員から拍手や歓声が上がった。

「皆さんと本当に良い時間をともにすることができました」と福田・副理事長

TMAT事務局長の野口幸洋・一般社団法人徳洲会医療安全・質管理部課長は、TMATの役割をあらためて説明。発足経緯から活動内容などを紹介する動画を上映し、より深い理解を促した。「皆さんのご支援、ご声援があること、そして徳洲会という組織だからこそ、活動が継続できています。今後もご協力お願いします」と謝意を表した。

この後、各ブロックの職員や、看護部門が出し物を披露。最初に沖縄ブロックの仲村綱樹・南部徳洲会病院総務課副主任と、同じ空手道場の先輩、知花彰彦五段が沖縄剛柔流伝武術空手道の演武を行った。三段の仲村副主任は、空手の基本型のサンチンを披露、知花五段と組手も行った。打撃技、倒し技、関節技などが決まるたびに、会場から大きな歓声が湧き上がった。

関西ブロックは井上副院長が急遽マイクを握り参加

北海道ブロックは歌を披露。札幌徳洲会病院の奥山淳院長と松野玉枝・看護部長が、五木ひろし・木の実ナナのデュエット曲『居酒屋』を熱唱した。舞台上には同ブロックの職員らが垂れ幕を掲げて参加、場を盛り上げた。

九州ブロックは事務長らによるひょっとこ踊り。ひょっとこや、おかめの面をつけた事務長らが会場を練り歩き、舞台に登壇。全員でひとしきり踊った後、被っていた面を外し、祝いの言葉を発した。業務中とは異なるユーモラスな姿に、大きな拍手が送られた。

のびやかで力強い歌声を披露する石川本部長

東京本部からは石川一郎本部長が、緑色の派手なジャケットを着て、小金沢昇司の『ありがとう…感謝』を一曲入魂。のびやかで力強い歌声を披露した。

看護部門は八木沼正子本部長を筆頭に同部門幹部、全75病院の看護部長が勢ぞろいして、『椰子の実』(作詞・島崎藤村)をにぎやかに合唱した。

関西ブロックは出し物を予定していなかったが、急遽、岸和田徳洲会病院(大阪府)の井上太郎・副院長兼内視鏡センター長が、Mr.Childrenの『HANABI』を絶唱。小気味良いリズムに会場が包まれ、曲が盛り上がってくると、東上理事長らも加わり、マイクを囲んだ。

「皆さんの支援があってこそTMATが活動できます」と野口課長

東北ブロックは、庄内余目病院(山形県)の寺田康院長が率いる“寺田座”が、ハニー・ナイツの『ふりむかないで』を熱く歌った。各病院が立地する地域性をふまえて替え歌にし、大いにうけていた。

トリを務めたのは奄美ブロック。島唄から『ワイド節』と『六調』を披露した。闘牛を模した張りぼてを引き歩き、法被を着た奄美ブロック職員が手踊りしながら華やかにステージ上に集結。おめでたい席を祝う六調で、会場は一気に最高潮に。ステージ下のテーブル席で観賞していた幹部職員らも手踊りに参加、しばし興奮に酔いしれた。

ひと息ついたところで、歌手の元ちとせさんが登場し、代表曲『ワダツミの木』などアンコールを含め3曲を披露し、聴衆を魅了した。

余韻が残るなか、徳洲会グループに貢献した物故者の紹介動画を上映。スクリーンに写真が映るたびに、故人をしのぶ拍手が起こった。最後に、福田貢・副理事長が徳田・名誉理事長をはじめ関係者への感謝の意を表し、盛況裏にパーティーは終了した。

組手を披露する仲村副主任(右)

息の合った歌声を響かせる奥山院長(右から2人目)と松野・看護部長

ひょうきんな舞を見せる九州ブロックの事務長ら

徳田・名誉理事長も口ずさんだ歌を合唱する看護部門

替え歌に仮装と楽しませる東北ブロックの寺田座

約600人の職員が集まり交流も活発

会場の目を引き付けた50周年記念動画は臨場感いっぱい

熱唱する元ちとせさん。会場からの拍手にアンコールも

皆で手踊りし盛り上がる奄美ブロック職員と会場参加者

日頃から離島での内視鏡治療に勤しむ露口恵理・岸和田病院医師も飛び入り参加!

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