徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)12月04日 月曜日 徳洲新聞 NO.1418 3面

重大事故等検討分科会
立ち上げ医療安全強化
福田・副理事長

医療安全管理体制の再構築を掲げる福田・副理事長

福田貢・副理事長と一般社団法人徳洲会の大坪まゆ美・医療安全・質管理部長(徳洲会医療安全部会長)は徳洲会グループ全体の医療安全管理体制について説明した。主に2019年から本部主導で取り組んできた「ネバー・イベントプロジェクト(NEP、決して起こしてはならない事象を防ぐための取り組み)」に言及。「意図しない異型輸血事故」など8項目について、原因究明や再発防止の仕組みづくりなどに注力し、「一定の成果が得られた」としながらも、組織体制や責任の所在など、徳洲会医療安全管理部会との関係性がわかりづらいといった問題を指摘。

今後は同部会内に「重大事故等検討分科会」を設立、一本化する方向性を示した。主に①NEPで行った項目の整理・見直しや対策の継続、②重大事故報告事案の分析と対応、③術後死亡症例データに基づく分析とモニタリング──などを行う。分科会は福田・副理事長を責任者、大坪部長を運営責任者とし、医師、看護部、薬剤部、臨床工学技士の各代表らも含めた体制が整い次第、24年から開始予定。

PAGE TOP

PAGE TOP