
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)11月06日 月曜日 徳洲新聞 NO.1414 1面
TMATの一員として薬剤師も被災地で活動(熊本地震)
徳洲会薬剤部会は災害医療研究会を新たに発足させた。8月3日には第1回勉強会をWEB開催。約30人の薬剤師が参加した。はじめに、同研究会の会長を務める生駒市立病院(奈良県)の田浦稔基薬局長が同研究会の発足経緯や規約・活動方針などについて発表した。
田浦薬局長は「徳洲会には災害医療に興味をもって入職する薬剤師が少なくありません。災害医療について学べる環境を整備し、災害医療に取り組む仲間づくりを行うのが、この研究会を立ち上げた狙いです」と説明。
規約では目的として「災害医療に関する活動(事業)を行うことにより、徳洲会薬剤部会における業務の質の向上、薬剤師の育成および臨床研究などの学術活動に貢献すること」と明記。
事業・運営に関しては①運営会議、②学会・論文発表などの学術活動の支援、③対面での実地研修会、④オンライン勉強会、⑤その他、各施設における災害医療にかかる業務の確立および発展、認定取得の支援、⑥TMAT(徳洲会医療救援隊)の要請に応じて、連携を図っていく――を掲げた。実地研修会は実技訓練に力を入れ、後方支援やロジスティクス(物資や通信手段の確保、連絡、調整、情報収集など)などの内容も盛り込む。
続いて、武蔵野徳洲会病院(東京都)の篠原裕・副薬局長が、2011年東日本大震災や16年熊本地震、18年西日本豪雨災害、23年トルコ・シリア大地震でのTMATの活動内容を紹介し、被災地の状況に合わせて対応することの大切さなどを指摘。
最後に、湘南大磯病院(神奈川県)の高橋佐和士・副薬局長が、TMATの災害派遣の流れや、災害派遣を希望する場合の留意点、現地や災害本部での活動内容などについて、熊本地震の事例を交えながら説明した。