
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)10月10日 火曜日 徳洲新聞 NO.1410 4面
中谷孝史 岸和田徳洲会病院(大阪府) 前・薬剤部長
薬剤師は医師が発行した処方せんに従って薬を準備し、患者さんに届けます。薬の間違いは、患者さんに大きな影響(有害作用)を与える場合もあるため、調剤には正確さが求められます。
徳洲会グループの各病院薬剤部では、より正確・安全に薬を届けるために、システム化を進めています。たとえば、処方内容や薬歴、検査結果などを管理するシステムでは、薬の名前や投与量の確認、薬の飲み合わせなど、患者さんの薬にかかわる情報をチェックし、より効果的な薬物治療につなげています。最近は、これらを電子カルテ上でひとつの画面に集約し、各チェックなどが迅速かつ正確に行えるシステムの導入も検討中です。今は一部の病院ですが、今後は全徳洲会病院に統一したシステムを導入予定です。
モバイル端末で在庫数や有効期限など管理
また、患者さんに迅速に薬を届けるためには、適切な在庫管理が欠かせません。徳洲会では、在庫の薬の外箱に付いているバーコードをモバイル端末で読み取り、在庫数を管理するシステムを全病院に導入しています。従来は、薬剤師がチェック表に手書きで在庫確認(棚卸し)し、パソコン入力していましたが、転記ミスから「データ上は在庫があるのに、実際にはない」といった事態が生じたこともありました。
導入後は正確な在庫管理ができ、確認時間も大幅に短縮、入院患者さんへの服薬指導などに費やす時間が、さらに確保できるようになっています。