徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)09月25日 月曜日 徳洲新聞 NO.1408 3面

日本消化器外科学会
研修医が優秀演題賞
湘南鎌倉病院

指導医の五十嵐医長(左)と受賞した坂本研修医

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の坂本有輝也・初期研修医(2年目)は第78回日本消化器外科学会総会で優秀演題賞を受賞した。テーマは「右胃大網動脈を使用した冠動脈バイパス術後の早期胃癌ESD後の追加切除として噴門側胃切除を施行した一例」。

患者さんは狭心症に対し、右胃大網動脈を用いた冠動脈バイパス術の既往がある。胃体上部に早期がんを認めESD(内視鏡的粘膜下層剝離術)を施行したが、病理検査で垂直断端に陽性が判明、追加切除の適応となった。まず右冠動脈の完全閉塞に対し、経皮的冠動脈形成術を施行。抗血小板剤2剤を1カ月投与後、1剤に変更し、開腹噴門側胃切除術を実施、さらに血流の評価も行った。

坂本研修医は「初めての学会発表でしたが、その前に徳洲会消化器・小児・一般外科部会で演題発表を経験していたこともあり、緊張せずに臨めました。指導医からは『胃がんのガイドラインを読み込み、標準治療を理解したうえでイレギュラーな治療を知ることが大切』と教わり、おかげで学会本番での質疑応答にも対応できました」と胸を張る。

指導医の五十嵐優人・外科医長は「珍しい症例に対し、外科医師がどのようにアプローチしているかを知ってもらい、手術に興味をもってもらいたいと考えました。当院は臨床だけでなく、教育や学術的な活動も積極的に推進しています」とアピール。

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