
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)09月19日 火曜日 徳洲新聞 NO.1407 3面
徳洲会集中治療部会は第2回総会(WEB会議)を開催した。タスク・シフト/シェア(業務移管・共同化)の議論のなかで、医師の負担軽減に資すると期待される特定看護師の業務範囲などについて情報共有を図った。
冒頭、部会長の吹田徳洲会病院(大阪府)救急・集中治療部門の丸川征四郎部門長が開会挨拶。副部会長の宇治徳洲会病院(京都府)集中治療科の福井道彦顧問が司会を務め、「ICU(集中治療室)における特定看護師等の活動」をメインテーマに、3人がプレゼンテーションを行った。
まず医療法人徳洲会の落合亮一顧問が「医師の働き方改革と医療スタッフの業務拡大」をテーマに講演。落合顧問は2021年9月30日付医政局長通知を紹介し、「業務拡大の範囲を明示したのがこの通知です。すでに改正法が施行(21年10月)されており、これが最新のルールブックです。熟読玩味してください」と呼びかけた。
法改正で13業種が計72業務を新たに実施できるようになった。“医行為”の理解につながることから、落合顧問はこのうち特定看護師に注目。絶対的医行為や一般的医行為、特定行為の定義、包括的指示と具体的指示などについて解説を行った。
続いて、一般社団法人徳洲会看護部門の坂本眞起代部長が「徳洲会の基本方針」をテーマに発表。安全な業務遂行体制の構築のため、看護部門では委員会を組織して19年に規程作成に着手。22年2月に「診療看護師規程」と「特定看護師規程」を施行した。法令やガイドラインなどに基づき、安全性を重視して進めていく姿勢を強調し、看護師として、しっかりとした看護観をもつことの大切さを訴えた。
この後、札幌徳洲会病院看護師特定行為研修センターの研修責任者を務める角野友香理・看護副主任が、同院の特定看護師が携わる業務など紹介した。総会では集中治療医師募集についての方策や、日本集中治療医学会の評議員輩出に向けた検討も行った。