
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)09月04日 月曜日 徳洲新聞 NO.1405 3面
工事の無事を祈念する関係者一同
木材をふんだんに使用したアリーナの完成予想図
一般社団法人徳洲会は神奈川県鎌倉市に新築する複合体操施設「徳洲会ジムナスティクスアリーナ」(仮称)の地鎮祭を行った。徳洲会体操クラブの新たな活動拠点で、現行の「徳洲会スポーツセンターかまくら」から徒歩10分の場所に移転する。竣工は来秋を予定。神事には徳洲会や同クラブ、設計・施工会社の関係者らが出席し、工事の無事を祈念した。
神事後、施主挨拶で東上震一理事長は「医療に携わる私たちも、アリーナの新築を通じて文化的な事業に貢献できることを誇らしく思います。アリーナから世界で活躍する選手が誕生することを期待します」とエールを送った。
神事前に、同クラブの米田功監督は「アリーナの体操教室に通う子どもたちが、当クラブ所属選手の練習風景を見ることができます。日々、トップアスリートから刺激を受けられる環境が整います」と魅力を指摘。続けて「当クラブから五輪に出場できる選手の育成につなげます」と力を込めた。
アリーナは地上3階建て、延べ床面積約5,250㎡。男子体操専用体育館としては国内最大級だ。練習場には新たにコンディショニングルームを設置。最新の体操器具を導入し、床運動スペースも2面確保するなど、充実した環境で集中して練習に励める。地鎮祭は7月20日に挙行した。