徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)08月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1402 3面
「一歩ずつ進んでいきましょう」と河村会長
関西徳友会は大阪市内で2023年度通常総会を開催した。関西にある徳洲会病院の協力企業で構成する組織で、会員数は158社。4年ぶりの開催となった総会には、徳洲会グループ関係者を含め200人以上が参加した。
河村隆会長の挨拶でスタート。19年に新会長に就任したものの、直後にコロナ禍となり3年以上総会を開催できなかったことを振り返り、「本日、皆さんとお会いできて、とてもうれしいです。リスタートする気持ちで、一歩ずつ進んでいきましょう」と呼びかけた。その後、22年度の事業報告と会計報告、23年度の事業計画と予算を発表し、それぞれ承認を得た。
徳洲会関係者を含め200人超が参加
新たに入会した企業の挨拶に続き、関西圏の徳洲会病院の事務長らが、自院の取り組みなどを紹介。東大阪徳洲会病院の住友章文事務長は「コロナ禍に院内クラスター(感染者集団)が発生した際、会員企業の皆さんから物資など支援をいただき、助かりました」と謝意を示した。和泉市立総合医療センター(大阪府)の櫛引健一事務長は「医療法人徳洲会が4月に和泉市から市立和泉診療所の指定管理者に指定され、同診療所の運営・管理を始めました」と報告。来年3月に特定施設とグループホームもオープンする予定を明かした。
また、全南病院(同)の田中政典・事務責任者が、25年に同院が八尾徳洲会総合病院(同)に統合する予定となっていることを報告した。
参加者は交流を深め、盛況のまま閉会した。河村会長は、コロナ禍で十分に活動が行えていなかったにもかかわらず、会員数が増えたことに触れ、「医療機関が大変な状況にあることを知り、協力を望む企業が多かったのだと思います」と感慨深げに語っていた。