徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)08月07日 月曜日 徳洲新聞 NO.1401 3面

福田・副理事長ら
医療安全管理の徹底を
「説明と同意」など厳に

医療安全管理体制の徹底を強く求める福田・副理事長

福田貢・副理事長と一般社団法人徳洲会の大坪まゆ美・医療安全・質管理部長、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の玉井洋太郎・血液内科部長が「医療安全管理について」と題する講話を行った。

あらためて病院幹部に対し、保険診療で健康保険法や医療法が課しているルール、医療事故が起こった時の対応として日本医師会が作成した「院内調査の進め方」や、徳洲会グループが独自に設けている医療事故調査制度などを丁寧に説明。各病院での再確認と徹底を呼びかけた。

具体的には、患者さんや家族に対する説明と同意(担当医以外に看護師など複数名の同席)、各種記録、院内の死亡事例に対する死亡症例レビューの実施、予期しない死亡または院内で死亡経過に関する疑義が出された場合や重大事故に該当するケースでは、医療安全管理部門が中心となって対応――などについて説いた。

最後に、7月28日付で各病院の三役と医療安全担当者に向け東上震一理事長と福田・副理事長名で発信した通知「院内医療安全管理体制の再徹底について」も、あらためて提示、履行を厳命した。

「患者さんのライフステージに合った治療方針、丁寧な説明と同意、死亡患者レビューを当たり前に実施して欲しいです」(大坪部長)

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