徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)07月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1398 4面
「応援していただきありがとうございました」と最優秀賞の盾をかかげる町田副主任
医療系オンラインメディアのCBニュースが主催する「第1回病院広報アワード2023」大賞などの表彰式が7月12日、都内で開催され、「大病院・SNS部門」で最優秀賞を受賞した湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)は、健闘したものの大賞には一歩及ばなかった。
同アワードは、全国の病院から応募のあった広報に関する取り組みを6部門で審査し、各部門で最優秀賞を決定(総エントリー数は174)。大賞については6月30日のオンラインイベントと、その後のアーカイブ配信で、各部門の最優秀賞受賞病院のプレゼンテーション後に一般投票を実施、7月12日に最終のプレゼンと一般投票を行い、決定した。
湘南藤沢病院の町田詩織マーケティング課副主任は、Instagramを用いた採用活動をテーマにプレゼン。SNSで目指す効果、SNSのアルゴリズムにのっとった投稿、院内の協力体制の構築などについて解説した。さらに、同院で新入職員にアンケートを取ったところ、3割以上が「SNSが入職動機につながった」という結果だったことを示し、「SNSが病院広報の新しいツールとして、今後、より活用されていくと思います。この事例を参考にしていただけますと幸いです」と結んだ。
大賞レースの結果について町田副主任は「残念でしたが、最優秀賞を受賞してから大賞が決まるまでの期間、院内だけでなくグループのほかの病院の職員の皆さんからも応援をいただき、挑戦して良かったと実感しました。病院広報の新しいあり方として、ひとつの形を示し、評価していただけたことが励みになりましたので、今後につなげていきたいと思います」と意気盛んだ。徳洲会グループでは、福岡徳洲会病院も「広報誌(紙)部門」でデザイン賞を受賞。