徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)07月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1397 3面

徳洲会栄養部会
率先力や決断力を育成
全国責任者研修開く

オリエンテーリング形式でグループワーク 全国の徳洲会病院から74人が参加し研鑽

徳洲会栄養部会は6月17日から2日間、和泉市立総合医療センター(大阪府)を会場に、4年ぶりとなる全国責任者研修を開催した。徳洲会病院で部門責任者を務める管理栄養士ら74人が出席。1日目の冒頭、部会長の鑓水弘樹・一般社団法人徳洲会栄養部長は「4年ぶりの開催で、業務の悩みを話したり交流したりできなかった現状もありますので、グループワークの時間を多めに取りました。学んだことを各病院にフィードバックしてください」とエールを送った。

次に、鑓水部会長が「責任者がグループに貢献すべきこと」と題し説明、さらに部会内のワーキンググループからシステム、臨床栄養、教育研修、感染に関する報告などがあった。続くグループディスカッションでは、参加者を7グループに分け、「責任者に必要なスキルと資質、ブランド構築方法」をテーマに話し合い、発表した。

2日目は初の試みとして、オリエンテーリング形式のグループワークを実施。責任者としての統率力や率先力、リーダーとしての決断力の育成、コミュニケーション力の開発などが目的だ。

各グループは地図を片手に屋外に出て、ポイントごとに示された質問に対し、グループ内で話し合い回答。質問は「食糧難に関する考え方」、「栄養管理推進に関する考え方」、「部会としての今後の取り組み」などをテーマに工夫を凝らしたものだった。7つのポイントを回った後は、地域に少しでも貢献するため、ゴミ拾いをしながら病院への帰途についた。

会場に戻った後、グループごとに各質問の回答と回答に至った理由を披露。アイデア豊富な発表に笑い声が起きたり感嘆の声がもれたりした。最後に、鑓水部会長が各質問設定の意図を解説するなど総括を行い、閉会した。

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