徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)07月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1397 3面

湘南藤沢病院
別館増築・本館改修で地鎮祭
2026年5月に完成予定

医療法人徳洲会(医徳)は6月21日、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の別館増築・本館改修の地鎮祭を挙行した。徳洲会や地元関係者、設計・建設会社らが参集し、工事の無事を祈念。別館は地上4階建て、2026年5月に完成予定。

別館の完成予想図

湘南藤沢病院は12年10月に現在地に新築移転し10年超が経過。この間に周辺環境や医療環境の変化により患者数が増加、診療部門が狭隘化したことで、患者さんへのサービスやスタッフの作業効率に影響が出ていた。そこで同院は別館を増築し、本館の機能を一部移すことで、より診療機能の充実を図る。

「地域で信頼される病院であり続けます」と東上理事長

別館は職員駐車場に建て、本館と渡り廊下でつなぐ。1階は倉庫と駐車場、2階はリハビリテーションセンターと外来化学療法室、3階は健診センターと管理部門、4階は医局と管理部門を本館から移設し、拡張する予定だ。本館では内視鏡検査室の増設、手術室の増設と拡張、さらに高気圧酸素治療室の新設などを計画している。

地鎮祭が終わり記念撮影

地鎮祭では神事の後、東上震一理事長が「徳洲会は今年で設立50周年、75病院になりました。そのなかで湘南藤沢病院は高度急性期医療を牽引する中核病院のひとつ。増築で機能強化をして、地域により貢献できるようになることをうれしく思います」と強調、「75病院あれば規模はそれぞれ違いますが、地域のなかで信頼される病院であり続けることが、徳洲会としての務めです」と意気込みを示した。

「湘南地域にさらに貢献していきます」と江原院長

設計者を代表して永冶泰司・長大会長は「徳洲会グループの“いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会を目指す”という理念は、当社の理念とも通じるものがあります。今後、より高度医療や地域医療に力を入れる湘南藤沢病院の力に、少しでもなれるように頑張ります」と熱い口調で話した。施工者を代表して櫻野泰則・熊谷組社長は「徳洲会グループと当社は40年以上の付き合いで、長い間、信用していただいたことを光栄に思います。工事は無事故・無災害で工期内に完成できるよう、全力を挙げて取り組んでいきます」と語気を強めた。

地鎮祭を終え、江原宗平院長は「湘南地域にさらに貢献できるように、今回の増築と改修を最大限生かしていきたいです。地域の方々にますます当院をご活用いただくため、より高度な医療を提供できるように全力で挑んでいきます」と決意を新たにしていた。

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