徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)06月19日 月曜日 徳洲新聞 NO.1394 4面
現拠点から徒歩10分の至近に新築移転
一般社団法人徳洲会は、神奈川県鎌倉市に複合体操施設「徳洲会ジムナスティクスアリーナ」(仮称)を建設する。徳洲会体操クラブの新たな活動拠点となる施設で、2024年秋に竣工予定。
同アリーナは地上3階建て、総面積5,300㎡。男子体操専用体育館としては国内最大級の規模となる。
1階は食堂や浴室、多目的スペース、ラウンジなどを配置。多目的スペースは講義室や選手らの休息スペースとして活用することを想定している。2階は選手の練習場と子ども体操教室のフロアとなり、練習場には新たにコンディショニングルームを設置、専任の理学療法⼠が常駐して選⼿のコンディショニングをサポートする。
3階はメディカルフィットネスとして、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)と連携し、運動療法などを行う。患者さんはもちろん一般の方に開放し、地域の健康づくりにも貢献する考えだ。さらに体操教室やメディカルフィットネスクラブから選手の練習風景を見ることができるようになっている。
外観は木をふんだんに使用し、ガラス面も多い明るい空間を実現。選手が練習で長時間滞在してもリラックスできるように、「家」を感じるデザイン・設計を施した。選手と一般利用者で入り口を分けるなど、選手が集中して練習できる環境にも配慮した造りだ。
「選手を身近に感じるアリーナにしたい」と米田監督
新アリーナでは最新の体操器具を導入し、床運動スペースも2面を確保するなど、充実した環境で集中して練習に励むことができます。日本はもちろん、世界のナショナルチームや代表選手の練習場所として利用してもらうことも想定しており、当クラブの若い選手が一流選手を間近に見て刺激を受け、より高みを目指してもらえたらと考えています。最高の環境の下で練習を重ね、世界を魅了する最強で最高のチームとなれるよう選手一同、頑張ります。
体操教室の子どもや一般の方々も、フロアから選手の練習風景を見ることができるので、選手を身近に感じていただきたいです。体操教室に通うお子さんの保護者の方がラウンジで仕事をできるようにするなど、地域の方にとって居心地の良い場にしていきます。
来年のパリ五輪で当クラブの選手が金メダルを獲得し、新アリーナに凱旋することを目指します。