
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)06月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1393 4面
松下 晴彦 和泉市立総合医療センター(大阪府)院長
1400年以上にわたるローマ帝国の興亡について書いた本で、文庫版は全43巻になります。とくにローマ帝国の将軍スピキオとカルタゴの将軍ハンニバルの戦いを中心に描いた3~5巻をよく読み返しています。軍事の専門家ではないスピキオと連戦連勝を重ねる名将ハンニバルとの戦いは、当初、スピキオの劣勢と見られていました。ところが、スピキオは正面突破が定石の時代に騎兵を駆使した囲い込みでカルタゴ軍を揺さぶるなど、知略を巡らし最終的に勝利しました。
『ローマ人の物語』 塩野七生・著(新潮社刊、506円) ※巻により価格に差異あり
圧倒的強者に対し諦めずに勝つ方法を探るスピキオの試みに、非常に感銘を受けました。仕事をしていると困難な状況に直面することもあります。そんな時にスピキオの戦いぶりを思い返し、「何か手立てがあるはず」と自分を奮い立たせています。