
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)04月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1386 4面
鬼塚正成 長崎北徳洲会病院院長、日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会認定医、日本脳血管内治療専門医
A. お答えします。
そもそも頭痛の原因は多種多様で、なかには市販薬では収まらないものもあります。突然の激しい頭痛と嘔吐がある場合、くも膜下出血など生命にかかわる疾患がありますし、筋肉疲労で起こる筋肉性頭痛や、鎮痛剤など薬の多用による薬剤乱用性頭痛もあります。アルコールやスマホの使い過ぎなど原因がはっきりした頭痛がある一方、「台風の前日から頭痛がひどい」など、前兆がわかっていても自分では対処できない場合もあります。
現在は片頭痛に対応する内服薬が豊富にありますので、日常生活に影響を及ぼすほどの頭痛でしたら、頻度や程度、前兆などをメモして内科か神経内科、脳神経外科を受診し、あなたに効く内服薬を医師と一緒に探してみてください。内服薬で少し改善してもなお、月に頻回に起こるケースでは、少し高額になりますが、抗CGRP抗体の点滴が効く場合があります。基本的に1回の受診でスパッと治ることはなく、長い治療期間が必要となることが多いですが、治療選択肢が増えた今、あなたに合う治療法を探せます。諦めず通院してみてください。