徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2023年(令和5年)04月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1385 4面

大隅鹿屋病院
病院体験し高校生がアイデア
“ワカモノ未来共創部”全国初開催

田村副院長(左)の訪問診療にも同行(奥の左から2、3人目が参加した高校生)

大隅鹿屋病院(鹿児島県)は一般社団法人病院マーケティングサミットJAPANと共同し、「ワカモノ未来共創部 県立熊本高等学校×大隅鹿屋病院」を実施した。これは、高校生が地域や病院の現場を体験し、そこで感じたことをもとに、さまざまなアイデアをフィードバックし、地域や医療の未来を共創していくことを趣旨とするイベント。

病院マーケティングサミットJAPANは、循環器内科医である竹田陽介・代表理事を中心に、医療広報について研究・発信している団体で、同イベントの開催は今回が全国初。竹田・代表理事が講師を務めた病院経営に関する講座を、同院の田村幸大副院長が受講、その縁がきっかけで開催に至った。2月20日から3日間、熊本高校の2年生4人が大隅半島を訪れ、医療現場を体験。3月19日には高校生がプレゼンを行う発表会を実施した。

「この企画は“未来共創”が趣旨で通常の『病院見学・実習』とは異なります。初めての試みで病院として、どれくらいの費用対効果があるかよくわからないなか、快く開催をOKしていただいた中山義博院長はじめ、対応した当院スタッフ、このような機会をいただいた竹田先生や関係者の方々に感謝します」(田村副院長)

3日間、医師の当直業務を見学したり、8時会や研修医勉強会への参加、内科・救急診療、訪問診療の見学、各部署訪問を行ったりした。また、地域体験として、じゃがいもの植え付けや落花生豆腐つくりを体験した。

高校生からは「人と人とのかかわりの大切さを強く感じた3日間でした」など感想が挙がった。田村副院長は「『医療現場の本気の大人たちと本気の高校生たちのコラボが、思いもしなかった変革を生み出す』。そんなことを感じた3日間でした」と振り返った。

発表会では「病院に『わくわく』、『たのしい』といったイメージを多くの人にもってもらう」ために、医療と旅行、農業、流通を組み合わせたアイデアを披露。“かのやすこやかツアー”と題し、同院での健診・人間ドックや地域のグルメ満喫、農業体験・料理づくりをセットにしたツアーや、病院内でのしいたけ栽培など具体的な提案を行った。

竹田・代表理事は「世代も立場も超え皆で同じ目線の高さで考え始めることが、ワカモノ未来共創の大きな価値と考えますので、今日の提案は本当に素晴らしいと思います」と喜びをあらわにした。

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